ずっと一緒 #呪術廻戦 #夢小説 #女夢主 #五条悟

「お願いがあるんだけど」
「ナマエがお願いするなんて珍しいね」
「悟が死んだら、眼球ちょうだい」
「そんなもんどうすんの」
「コ……コレクション」
「悪趣味〜」


「とか言って、ナマエが先に死んじゃった」
うだるような夏の日差しの中、独り言は蝉の鳴き声に溶けて消えた。ナマエの墓はまだ上にある。場所を覚えてしまった。
「ナマエ、きたよ〜」
そこには五条家の墓と書いてある。
身寄りのないナマエの遺骨を引き取って、俺が入る予定の墓に入れた。これで死んでもずっと一緒だよ。

2022/3/23