2023年8号感想
なんていうか…ヒーローみたいな光の当たる偶像の話をやるくらいだから人の良い面に光を当てる的なやり方をするのではっていうのはわかっていたはずなのに、こんなにも苦しい気持ちになっている
性善説、性悪説の話なんたけど
性善説は人の本質は「善」である(ので、悪にならないように努力する)
性悪説は人の本質は「悪」である(ので、だから善になるように努力する)
のうち、ヒロアカは両面描いてるというか、ひとつのキャラクター内に善と悪を描いていて、キャラクターの内面像にグレーを投影してるというのがいち読者としての感想なんだよね
で、多分なんだけどふつうに昔の敵…やり方が間違っていたり、巡り合わせが悪くて悪となってしまっていたひとが善を為すというそりゃまあ美しい物語だったわけなんだけど
小さい頃はこういう展開がすごく好きだったんだけど、大人になるにつれて両手を上げて喜ぶみたいな気持ちが薄れていっているような…疲れてるのか、寒いからかわからんけど…
これは私の物語の読み方が「世界観夢」だからなのかなって思うんだけど、その世界線の中の人として物語を読んでしまうというか…?
たとえば、ジェントルが復活して刑務所の脱獄を防いだ、これはいい話だと思う
けど、過去のジェントルの救助で怪我をした人は…?輝かしい歴史の藻屑になってしまう見えない人々に思いを馳せてしまい、物語が素直に読めないというか…私がただただ面倒な読者ってだけなんだけどなんかこう…
大局を見ることができずに細かいっちゃあ細かい重箱の隅突いて泣いてるおたくは普通にキモいと自分でも思うんだけど…
もしかしたら自分の価値観に根ざしてる「過剰な懲罰」の意識が素直に物語を読むことを邪魔してるのかも
一度悪に染まった人間は罪を償うことは出来ずに死んでいくことしかできない、みたいなそういう意識が…
なんか本誌を追い続けるの疲れてるのかな…わからない…この記事は消すかもわからん畳む
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